グランプリ神戸録

2014年8月26日
デッキはジャンドを選択。もうこれで心中する気だったので。
稲妻と突然の衰微をフル投入して親和を見つつ、大爆発の魔道士をメインボードに持ってきてミシュラランド全般とスケープシフトへのマッチアップ改善を狙ってみました。
結果としてそれは大成功だったのだけれど、結果は6-3。最後勝っていれば・・・という奴でした。

4闇の腹心
4タルモゴイフ
4漁る軟泥
2大爆発の魔道士
1オリヴィアヴォルダーレン

4稲妻
3思考囲い
3コジレックの審問
4突然の衰微
1四肢切断
1神々の憤怒
1大渦の脈動

1殴打頭蓋

3ヴェールのリリアナ
1紅蓮の達人チャンドラ

土地24 怒り狂う山峡4、樹上の村0

サイドボード

2大爆発の魔道士
2強情なベイロス
2古の遺恨
1ゴルガリの魔除け
1ジャンドの魔除け
1ラクドスの魔除け
1神々の憤怒
1光と影の剣
1仕組まれた爆薬
1四肢切断
1思考囲い
1硫黄の精霊

以下推敲してないデッキ所感

ミシュラランドは樹上の村を解雇して赤マナソースを確保。
グランプリトライアルで望ましい結果を残せなかったお陰で緑黒ジャンクとはまったく別のデッキだという認識をようやくもって持てたのが本選4日前。
ジャンドはよく同列に語られるし、強いムーブは実際ほとんど変わらないのだけれど・・・。このデッキを長く使っていて緑黒とは相当に違うデッキだという考えになりました。
コントロール要素が強く、見合った除去をきっちり持っていないと非常に脆い。村がない分圧力は弱く、同系のヴェールのリリアナにも盤面からは干渉できません。なので稲妻を4枚に戻しました。大爆発の魔道士は(稲妻と合わせて)ミシュラランドを対策しながら生物のカウントを増やせるよいカードでした。
多くの盤面でワイルドカードとして切る事の出来る突然の衰微も4枚。これは前々から稲妻を減らしていれていましたが、調整していても減らせないな、と。
メインボードでの残りのカードはメタに合わせていじってます。高原の狩りの達人は非常に強いカードでしたがメタ上にある親和や未練ある魂に大変相性の悪いカードでした。ブロックに参加できず、2点のライフは補助にもなりません。裏返るならそもそも勝ってます。なので友人に相談したりしつつオリヴィアに変更。このカード自体は正直重いし稲妻で落ちたりと弱点も多いですが、圧倒的な盤面を作ることの出来るカードでもあり、1枚ならアリだと思っています。
台所の嫌がらせ屋がクビになったのも親和と未練ある魂の為です。バーンや同系でのマッチアップを改善してくれるこのカードの代わりに大爆発の魔道士が入っています。同系では同等の活躍をしてくれます。バーンに対して強く、他デッキに効くカードはベイロス以外思いつけなかったので軟泥をフル投入にしてごまかしています。結果として軟泥は他のマッチアップでも大変強く、八面六臂の大活躍をしてくれました。
チャンドラも非常に強かったです。元々2枚入れたりしていた時期もありましたが、怒り狂う山峡のお陰でライフロスをせずにキャストしやすく、対殻やヘイトベアーに対してキャスト即投了といった具合でした。序盤に赤を二つ用意する必要が出てくるカードであり、デッキを歪ませている犯人ですが、ジャンドを選択するならこれを入れない理由はないと思います。

サイドボードについて
大爆発の魔道士がメインボードに旅立ったので枠が余って幸せな事になってます。
親和に対してのカードとして古の遺恨を、ジャンクカラーに対しての強情なベイロスが増やせており、サイドボードの厚みはあがりました。元々ほとんどのマッチアップでミシュラ対策に大爆発を2~3枚入れることが多かったのでトライアルの時点でメインに入れるべきでした。その大爆発が4なのは主にスケープシフトとトロンが原因です。メインに稲妻と突然の衰微をフル投入した結果、元々苦手なこの二つはメインボードでほとんど勝てなくなっています、スケープシフトは友人がずっと調整しており(グランプリ12連勝という快挙を成し遂げてくれました)苦手なデッキが少なくメタにあっているスケープシフトは絶対に対策しておきたかったのでフル投入になるようにしています。思考囲いと光と影の剣もそれを見ています。ジャンク系の未練ある魂を突破しつつ、バーンに投入でき、大爆発の魔道士が回収できるこのカードはサイドボードの中でも特に活躍してくれました。

出発前の脳内メタゲーム
緑黒系
親和
双子
スケープシフト
トリコ


使用率もこの順で意識してました。緑黒をトップに据えて、親和。双子は思った以上に少なかった印象をうけました。
4番目のスケープシフトは本当によいデッキで、緑黒系に強い他、サイドボードが強い。そして対策されにくい。友人と練習していてもベストデッキだと思っていました。・・・ジャンドじゃあ、勝てないんですよねw
トリコは想像以上に多くて強かったですね。これに対する対策らしい対策はないですがこの構成なら五分にやれると思っていました。・・・トラフト型には、ですが。
殻は正直勝てないデッキだと思って意識してませんでした。マグマのしぶきがサイドから消えたのもそれが理由です。専用に近い対策カードがなくともジャンドは勝てますし、枠が勿体無い。


1ラウンド バーン ××
・後手取って山から先達。稲妻を後に撃ち、タルモと軟泥を展開して後一歩までつめるも後手が響いて負け。
・ライフを14残してタルモ2体に光と影の剣。ここで罠の橋が出てくる。これをなんと9ターンもの間破壊する事が出来ずに負け。ベストプレイだったと思ったけれど、勝てないものは勝てない。

2ラウンド ゴブリン ×○○
・後手マリガン後思考囲い2枚とリリアナ。そうして走ってくる先達。バーン以上に終わってるマッチとか、やれやれだぜ・・・・(白目 ハンドを覚悟して覗くとゴブリンの戦争司令官と戦煽り、クレンコの命令。知ってるぜ、これ戦争司令官が一番危ないんだぜ。負け。
・ゴルガリの魔除けを温存して相手の見てない分かち合う憎しみをケアし続ける作業。リリアナが手札を縛ってくれたので軟泥を展開して14/14のエルドラージ軟泥を作成、神々の憤怒で道をこじ開けて1ショット勝ち。
・流石に相手先手は死ぬほど辛い。軟泥とベイロスが四肢切断されてしまい全体除去しかないタイミングでジャンドの魔除けをツモって一旦更地に。相手が戦争司令官のエコーを払わなかったお陰でライフが残り、軟泥がコジレックを討伐できるサイズになって逆転勝ち。このマッチは姫路で散々いじめられたお陰で情報負けせずにすんだのが大きかった。

3ラウンド エスパータッチ緑リアニメイト ○○
・ダブルマリガン。寺院の庭スタートされてデッキがわからないまま先手ボブ。これを流刑への道された後にビクビクしながらリリアナをキャスト。強打者出てきたら負けでいいやと+すると落ちたのはエリシュノーン。・・・これもうわかんねぇな(錯乱) どんどん土地が多色化し、最終的に4色見える状態に。ここで思考囲いをキャストしてけちな贈り物をディスカードさせる。リリアナは破壊されて生物は全て流刑されてしまったので目を瞑って怒り狂う山峡でビートダウン。途中で屈葬とトップされてエリシュノーンが出てくるも腐っていた四肢切断と5/5になっていた山峡で討ち取り、フラッシュバックはトップからリリアナ。衰微を握られたまま山峡がパワー9になりなんとか勝ち。
・大爆発の時間。未練ある魂を軟泥で半分だけにしつつ爆発の魔道士で黒マナを縛る。相手がカウンターを持っていないのを尻目に白黒剣で未練ある魂を突破しつつ大爆発ループ!土地が2個から伸びなくなって勝ち。

4ラウンド ドラン殻 ○○
・先手の臓物の予見者。ハンデスがあるものの面倒な奴を稲妻で処理してゲームスタート。返しにガヴォニーセットから極楽鳥。ガヴォニー見てから衰微余裕でした。事故っている相手にボブが神々の憤怒とオリヴィアを見せ付けたところで相手投了。ボブ死あったんだけどな・・・。
・森一枚からマナクリが3体沸いてくる。あいにく握っていたのはゴルガリの魔除けではなくジャンドの魔除け。スラーンを着地された後に全部破壊。スラーンが非常に鬱陶しいもののタルモと軟泥がスラーンより大きくなって押し込み続ける。ミシュラランドが起動したのをみて相手投了、勝ち。

5ラウンド オーメンヴァラクート ××
・このマッチやる意味ねぇー!トップ土地以外で一応勝ちになる選択をしたら土地を引かれて負け。
・すごく情けないミスも手伝って負け。大爆発さんが割れる土地一生でてこないんですけど・・・・。

6ラウンド ヘイトベアー ○×○
・軟泥がすごく乱暴して勝ち。
・お互い盤面更地から凄まじいトップ対決に。10ターン程度お互い土地を引かずに回答を叩き付け合ったが萎れ葉がどうしても止まらず負け。タフネス4ってすごい。
・相手が幽霊街2枚の土地を後手キープした様子。割って平地にした後こちらの土地もガンガンいじめてくる。流刑の道で補填された土地で殴打頭蓋をなんとかまわしてギリギリ逆転。ライフが圏外にいったところで相手投了。
この対戦相手さん海外の方で日本語殆どできなかったんだけど試合内容が熱すぎて最後お互いニコニコしちゃった。マジックはボーダーレスやな・・・。

7ラウンド 呪禁オーラ ○○
・ハンデスタルモスタートでキープ。ハンドを覗くとオーラ5枚がこんにちは。あれ?でも生物いねぇ・・・。と思ったらエンド前フェッチからドライアドの東屋が登場。そのプランでキープできるのかとか思ってハンド見返したら除去は突然の衰微×2・・・。タルモと軟泥ががんばってライフレースしてくれるもギリギリ届かなさそうなレース。逆転の一手は大爆発の魔道士トップ。一度攻撃を防ぎつつ続霊鎧を一枚引っぺがして勝ち。
・リリアナをケアされるボーグル2体展開。タルモでレースし、相手の天上の鎧を割り、一枚しか付いていないところに飛んできた宝冠を対象不適正でかき消して勝ち。

8ラウンド 魚 ○○
・先手ハンデスボブ。バウンスで戻され続けるもそのままボブを後生大事に取り扱って軟泥が魚の死体を全部吸って勝ち。大爆発がブロックから変わり谷を破壊してくれたのが大きかった。
・呪い捉え→呪い捉え→海→銀エラと構成をかけられる。銀エラが波使いを公開してきて普通ならオワタな盤面だがジャンドなら切り返せる。ロードと海を衰微で割ってからゴルガリの魔除けで一気に掃除。軟泥が暴れまわってそのまま勝ち。

バブルマッチです。

9ラウンド トリコロール ○××
・先手ダブマリ。でもダブルマリガンぐらいなんともない。涙で前が見えないけどなんともない。覗いた5枚は最高のハンド。ハンデスで除去を抜いてボブ→タルモタルモ。相手の刃の接合者を無視して一気にライフを殺ぎ取る。手札に謎めいた命令を持たれた状態でこちらのターンを貰いライフはこちら4、相手3。命令でタップされて返しで殴られて負けといったところでボブが稲妻を見せないように運んできてくれて勝ち。愛してるボブ。
・相手マリガン。こちらハンデスボブ。命令と修復の天使を見て命令をディスカード。勝ったと思ったのが運の尽き。相手がトップから刃の接合者を連打してきて一気に劣勢。ギリギリの1ターン耐えられるかもしれないところでミスを犯し負け。どのみち負けていただろうけれど、酷いミスだった。
・除去の濃いハンドをキープ。これが噛み合わず相手に土地を伸ばされてしまう。こちらも思考囲いから殴打頭蓋を着地させるも相手の手札の充実っぷりが素晴らしくライフレースらしいことも起きずに負け。

トリコロール戦の最終ハンドは今振り返るとマリガンするべきだったと思う。だって後悔してるから。後悔するくらいならマリガンして負けるべきなんだと、いつか誰かに言ったのだから。
というわけで6-3です。k山はプロポイント賞金獲得本当におめでとう。二日目残れなくてごめんなさい。


・・・すごく長くなってしまった。ぜんぜん見直してないけどそのまま載せちゃう。

コメント

橘

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索